
11月14日に放送されたフジテレビ系の番組『直撃LIVE グッディ』で紅白歌合戦の出場歌手が紹介されていました。
その番組の中で大村正樹アナウンサーが、紅白出場が決定した日向坂46の解説をする際に、もともと「カタカナケヤキ」という名前で活動していたという間違った情報を伝えてしまったことが話題となっています。
日向坂46はもともと「けやき坂46(ひらがなけやき)」として活動していましたが、その後「日向坂46」という名前に変わりました。
ではなぜ大村アナウンサーはこのような間違いをしてしまったのでしょうか?
実は、正式なグループというわけではないものの「カタカナケヤキ」というグループも存在するのです。
少しややこしい部分もありますが、本ページではこの「カタカナケヤキ」について、大村正樹アナウンサーが間違えた理由と合わせて解説していきたいと思います。
けやき坂46(ひらがなけやき)とは?
まずは、「カタカナケヤキ」を説明するうえで必要な情報となる、「けやき坂46(ひらがなけやき)」について解説します。
冒頭でも少し書きましたが、日向坂46はもともと「けやき坂46(ひらがなけやき)」という名前で活動していました。
この「けやき坂46(ひらがなけやき)」というグループ、初めの頃は先日「欅坂46」を卒業した長濱ねるが一人で活動していました。
長濱ねるは欅坂46として加入しましたが、他の1期生メンバーに遅れる形で特例で加入したため、欅坂46とそのアンダーグループのような位置づけの「けやき坂46(ひらがなけやき)」の兼任として活動することとなりました。
その後、「けやき坂46(ひらがなけやき)」にもメンバーが加入し、長濱ねるのけやき坂46(ひらがなけやき)兼任解除(欅坂46専任)などを経て、2019年2月11日に「日向坂46」に改名されました。
カタカナケヤキとは?
それでは本題の「カタカナケヤキ」の説明に入っていきます。
「カタカナケヤキ」とは、もともと欅坂46の冠番組「欅って、書けない?」の中で生まれた言葉です。
この番組内で長濱ねるの加入およびけやき坂46(ひらがなけやき)のメンバー募集が発表された際に、MCの土田晃之が冗談で「来週あたりカタカナケヤキも…」のような発言をしたのが始まりです。
もともとのメンバーは土田晃之のみでしたがその後、番組に度々登場する心理アナリストの亜門虹彦もカタカナケヤキに加入しました。
現在では欅坂46のことが好きな芸能人の総称として「カタカナケヤキ」という言葉が使われる場合もありますが、土田曰く、正式なメンバーは土田晃之と亜門虹彦の二人だけのようです。
また、同じくMCを務めるハライチの澤部佑を含めるかどうかは意見の分かれるところです。
このように、「ひらがなけやき」や「カタカナケヤキ」の経緯は少し分かりづらく、あまり詳しくない人が断片的にいろんな情報を耳にしてしまうと間違った情報が頭に残ってしまう場合もありそうです。
今回のグッディでの大村アナウンサーの「カタカナケヤキ」発言もそんな感じで断片的な情報を繋ぎ合わせてしまった結果なのかもしれません。