先日、新海誠監督の作品『言の葉の庭』を観ましたので、感想やあらすじ、見どころなどを紹介したいと思います。

『言の葉の庭』は「雨」を軸に、高校生のタカオと年上の女性ユキノが織りなす恋の物語。

終始「雨」がポイントとなる映画です。

また、このページの最後では視聴方法も紹介しています。

極力ネタバレはないように書いていますので、気になった方は是非実際に観てみてください。

それでは、「雨と恋の物語」をどうぞ。




あらすじ

主人公のタカオは靴職人を目指しており、雨が降ると授業をサボってお決まりの場所で靴のデザインを考える。

梅雨入りしたある雨の日、タカオはいつもの場所で少しミステリアスな女性ユキノと出会う。

その後も度々顔を合わせる二人。

しかし、タカオが授業をサボるのは雨の日だけ。

いつしか二人は雨を願うようになるが、梅雨が終わって会えない日々が続く。

そんな中、思いがけない場所で再会した二人だが、そこでタカオはユキノの過去を知ることになる…

主な登場人物

秋月孝雄(あきづき たかお)

靴職人を目指す高校生。

雨が降ると授業をサボって靴のデザインを考える。

ある日ユキノと出会い、顔を合わせるうちに少しづつ惹かれていく。

雪野百香里(ゆきの ゆかり)

タカオが出会った27歳の女性でこの映画のヒロイン。

いつもチョコレートをつまみにビールを飲んでいる。

おすすめシーン・見どころ

この映画は50分弱という短い映画ですが、見どころがギュッと詰まっています。

その中からここでは2つ紹介したいと思います。

ロマンティックな短歌

初めてタカオとユキノが出会ったシーン。

何かに気づいたユキノは意味深な短歌を残して去って行きます。

その短歌がこちら。

「雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」


これは万葉集から引用された短歌です。

意味を要約すると、「雨が降ってくれたらあなたを引き留められるのに」という感じでしょうか。

この映画のストーリーを表しているようです。

そして、この歌に対する返歌もあるのですが、それも作中で登場します。

物語のポイントとなる歌で、ネタバレになるといけないのでここでは書きませんが、いい歌ですので是非実際に映画を観て確認してみてください。

クライマックスのシーンでの挿入歌

この映画の挿入歌(エンディングテーマ)は秦基博さんの『Rain』です。

クライマックスのシーンで流れてくる秦基博さんの歌声がもの凄くマッチしていて、シーンの良さをより一層引き立たせてくれています。

もちろんこのクライマックスのシーン自体も、二人の少し複雑な関係性からくる葛藤がぶつかる良いシーンです。

視聴方法

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価格を考えるとAmazonプライムビデオでいい気もしますが、手元に残しておきたいという方はDVD(Blu-ray)を購入するのもいいでしょう。