今回紹介する映画は『ダンスウィズミー』です。

映画『ダンスウィズミー』は2019年に公開された矢口史靖監督のミュージカル・ヒューマンドラマ映画。

作中には昭和~平成初期の様々な楽曲が登場します。

そのころの曲が好きなら好きになること間違いなしの映画です。




あらすじ

ミュージカル嫌いな主人公・鈴木静香(三吉彩花)が小さなテーマパークでかけられた催眠術により、音楽を聴いたら踊らずにはいられなくなってしまう。

そのせいで仕事もプライベートもまともにできなくなり、一文無しに。

鈴木静香は催眠術師のもとを訪ねるが、その催眠術師は借金取りから逃げながら地方で催眠術・マジックショーの営業をしているため、行方をくらます。

催眠術を解いてもらおうと、小さな手掛かりを頼りに鈴木静香は催眠術師を追いかける。

キャスト

鈴木静香(三吉彩花)

誰もがうらやむ有名企業で働く勝ち組OL。

無理をしながら周りに合わせ仕事を頑張っている。

ある日、姪といったテーマパークで「音楽を聴くと歌わずにはいられない、踊らずにはいられない」催眠にかかってしまう。

斎藤千絵(やしろ優)

催眠術師の元アシスタント(サクラ)。

ダンススタジオを経営することが夢のフリーター。

催眠術師から未払いの給料を受け取ろうと鈴木静香とともに催眠術師を追いかける。

マーチン上田(宝田明)

昔はテレビに出るほどの凄腕マジシャンで催眠術師だったが、今では借金をしながら営業を続けるインチキ催眠術師。

渡辺義雄(ムロツヨシ)

鈴木静香に催眠術師・マーチン上田の捜索を依頼された探偵。

鈴木静香たちとは別にマーチン上田を探している。

山本洋子(chay)

鈴木静香たちがマーチン上田を探している道中で出会った訳ありストリートミュージシャン。

秋田まで恋人に会いに行くための交通費をストリートライブで稼いでいる。

見どころ紹介

作中に登場する様々な楽曲

作中には、ミュージカル体質の催眠をかけられた鈴木静香(三吉彩花)や他のキャラクターが歌って踊る様々な楽曲が登場します。

それらの楽曲を聴いているだけ、観ているだけでも楽しめる映画となっています。

以下、登場する楽曲の一部を挙げておきます。

『Tonight~星の降る夜~』 / 山本久美子
『Happy Valley』 / orange pekoe
『狙いうち』 / 山本リンダ
『夢の中へ』 / 井上陽水
『年下の男の子』 / キャンディーズ
『ウェディングベル』 / Sugar
『タイムマシンにおねがい』 / サディスティック・ミカ・バンド

マーチン上田を探す旅で出会う人たち

鈴木静香たちはマーチン上田を探すために東京からどんどん北上していきます。

そこで、地元のヤンキーたちにからまれ、ストリートミュージシャンの山本洋子と出会い、フェリーで男と出会い、中国人観光グループと出会い…

様々な出会いが鈴木静香たちの旅を彩ります。

そこにはもちろん歌やダンスが!

観終わった頃には旅をしたくなっているかもしれません。