今回はクイズ初心者にもおすすめのクイズ本『東大クイズ研のすごいクイズ500』<<第2版>>を紹介したいと思います。
「東大クイズ研」と聞くと敷居が高いように思われるかもしれませんが、難問ばかり載っているわけではなく、各ジャンルごとに基礎的な問題から難問までバランス良く掲載されています。
そのため、初心者の方が基礎を固めるのに役立つ内容でもあり、それなりにクイズ経験を積んでからの知識固めに役立つ内容でもあります。
クイズ初心者のうちに購入し、経験を積んでからも引き続き活用できる本なのでおすすめの一冊です。
それではもう少し詳しくおすすめポイントを紹介していきます。
このページで紹介するおすすめポイントは以下の通りです。
幅広い難易度
最初のほうでも少し触れましたが、この本には基礎的な問題から高難易度の問題まで幅広く揃っています。
具体的に言うとレベル1からレベル5の5段階に分けられており、レベル1はクイズをやっていなくても一般常識で分かるような問題が多く、最低限押さえておきたい難易度。
一方でレベル5は東大クイズ研のメンバーでも正解率10%を下回る難易度だそうで、クイズ歴1年ちょっとの私では全然歯が立たない難易度です。
クイズ初心者が押さえておきたい難易度はレベル2、これから押さえるべき難易度はレベル3あたりですが、問題数を見てもこのあたりの難易度の問題が充実していますので、そういった意味でもクイズ初心者の方におすすめできる1冊かと思います。
また、上述したように高難易度の問題もあるためクイズの経験を積んでからも活用できて無駄がありません。
豊富なジャンル
この本には問題が13のジャンルに分けられて掲載されているため、1度流して読むだけでも自分の得意不得意が何となく分かります。
特に初心者の方は早い段階で自分の得意不得意を把握しておくことが重要だと思います。
それは今後の成長という意味でもクイズを楽しむという意味でもです。
得意分野で自分だけが分かる問題をバシッと正解できたら楽しくないですか?(笑)
もちろんそれ以外に得意分野の強化、不得意分野の対策にもこの本は活用できます。
以下、この本で分けられているジャンルを挙げておきます。
文学・美術
言葉
地理
政治経済
生物・医学
地学・宇宙
数学・物理・化学
スポーツ
漫画・アニメ・ゲーム
芸能・音楽
ファッション
グルメ
問題作成のためのコラムも掲載
この本にはクイズ問題の他に「クイズ問題作成の5ステップ」というコラムが掲載されており、実際の東大クイズ研究会のメンバーが問題を作成する際のポイントについて講義をしてくれています。
クイズの題材に対してどのような情報を選ぶのが良いか、実際に問題文を作る際の考え方、ウラ取りについてなどが誰にでも分かりやすく書かれています。
趣味としてクイズをやっていると自分でも問題を作る場面が出てくると思いますので、その際の考え方などを学ぶことができます。
実際にこの本の問題を作成している方がコラムを書いていますので信頼性が高いところもポイントです。
(実力者向け)超難問あり
ジャンルごとに問題が分けられていることは既に紹介しましたが、それとは別に「東京大学クイズ研究会からの挑戦状」としてノンジャンルの超難問も掲載されています。
もちろんこの本のために作成されたオリジナル問題ですので、知識に自信のある方は是非挑戦してみてください。
当然ですが私はほとんど分かりませんでした…
最後に
私はクイズを始めた頃にこの本を購入し、暇があればパラパラと眺めてます。
おかげで少しずつ知識がついてきて実際のクイズの現場でも役立っています。
タイトルから初心者の方には敷居が高そうに思われるかもしれませんが、そんなことはなく十分楽しめる1冊です。
実際に自分がそうなので。
今後もまた良い本を見つけたら紹介したいと思います。